こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介するのはドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』
(原題:응답하라1988)
第11話はこちら↓
10倍楽しめる徹底解説、第12話です!
第12話「誰かを愛するということ(누군가를 사랑한다는 것은)」
深夜放送
深夜になるとテレビには、カラーバーとトーンが表示されました。日本では80年代後半になってテレビが24時間放送になりましたが、韓国では90年代に入ってからでした。
バーバリーマン
トオチという洋食店の無料券をもらったドンリョン。そこのビルで露出狂を見たというジャヒョン。遭遇したらサインをもらうと強気なドクソンです。
韓国で、露出狂はババリメン(바바리맨)と言います(笑) つまりバーバリーマン。トレンチコートを着るのは、日本のイメージと一緒ですが、ネーミングセンス(笑)
例の洋食店に来たドクソン、ドンリョン、ジョンファン、そしてテク。トイレに向かったドクソンは、露出狂に出くわします。
言い負かすドクソンでしたが、実は怖かったのです。後ろにいたテクが声をかけると泣き出してしまいます。泣き止むまでそばにいてくれるテクでした。
食べ物で機嫌が直るドクソン。美味しそうに食べる姿は見ている方が幸せになります。またトイレに行くドクソン。また変な人に会わないか怖がるヘリでしたが、様子を見に来たのはテクでした。
トトリムク(도토리묵)
他の家に分けようとドクソンに渡したトトリムクを、ソヌの家にボラが持っていきます。トトリムクは、どんぐりをデンプンで固めた韓国料理です。
恋模様
ボラとソヌ
電話するソヌとボラ。夜中にこっそり電話するというシチュエーションが時代ですね。携帯のない時代特有の、実家の電話を使うスリルがドキドキです。
ボラにタメ口を聞いて怒られるソヌですが、ボラはソヌのためにミニスカートを履いてきたのでした。
ソヌに会うために努力するボラ、ドクソンのギャグに笑ってしまうジョンファン。変わり始めた関係にときめきますが、矢印は一つではないので、切ない面もありますね。
ソニョンとムソン
風邪をひきそうなソニョン。最近はムソンがいつもチンジュと遊んでくれています。今日はツインテールをしているムソンです(笑)
ドクソンとジョンファン
朝、ジョンファンを待っていたのに、もう登校したと聞きガッカリするドクソン。別の日、早朝から学校に行くドクソンを見て、やっとやる気を出したかと感心するジェミョンですが…。
ジョンファンに会うために家を早く出たドクソンなのでした。ジョンファンより少し早く着いて待っています。ジョンファンがバスに乗り込んだ後に、タイミングを見て乗ってくるドクソン。純粋さにときめく名シーンです。
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(引用: リュ・ジュンヨル公式インスタグラム)
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(引用: リュ・ジュンヨル公式インスタグラム)
おまけにこのシーンの演技指導をするシン・ウォノPD🤣可愛い🤣❤️
バスの運転手がコーヒーを買いに行きます。韓国では、運転手の都合で途中で止まることもしばしば(笑)
幸運の手紙
郵便屋を待つジョンボンですが、なかなかマギーからの返事は来ません。待ちに待った手紙を受け取ったと喜ぶジョンボン。
しかしそれはマギーからではなく、幸運の手紙でした。日本でも流行った古典的なチェーンメールです(笑) 実は事故に遭い、手紙を書けなかったマギーでした。
のど自慢
ドンリョンは成人ビデオを持ってテクの家に行きます。見ようとしてドクソンに見つかり再生されますが、そこに映ったのは…「全国のど自慢」(笑) 友人に騙されたドンリョンでした。
1970年代に一度終了しながらも、1980年から名前を変え放送が始まり、現在も続く長寿番組として愛されています。
民間療法
ソヌが具合を悪くして早退します。同じ手を使って早退しようとするドンリョンですが、父親にピンで指の血を抜かれます。韓国の民間療法としてドラマなどでもよく出てきますよね。
ソヌの家
早退したソヌは、ムソンの店で、ムソンに風邪薬をもらう母を見てショックを受けます。それでも気持ちを切り替えて、早退したと言わず帰宅するソヌでした。
ヤジャ(야자)
思いつめヤジャをサボって帰ったソヌは、またもムソンと仲良さそうな母を目撃します。
ヤジャとは夜間自律学習の略で、通常の授業が終わった後、夜の時間帯に学校の教室で集団で自習することを指します。今現在でも韓国では当たり前のように行われています。
日本では高校生の放課後といえば、塾または部活動ですよね。韓国では部活動が活発ではありません。塾に通う子はいますが、ヤジャが終わってから行くなど勉強熱心な国柄が見えます。
以前のエピソードで、家庭教師が禁止されていたと言いましたが、そのような課外活動の代わりとして導入された教育システムで、学歴社会の韓国ならではと言えますね。
子の思い
自分の知らないところで、家族のように振る舞う姿になぜだか腹が立ったのです。さらに、母が隠れて働いていることも知ってしまうソヌ。切なさが込み上げてきます。
仕事をする母の姿に涙が溢れるソヌ。母への愛ゆえに悩みます。それでも感情を押し殺す大人なソヌです。こんな時相談に乗ってくれるボラは大きな存在です。
母の苦労はソヌにはあまりに心の痛むことです。そして、ムソンの優しさに、変わってゆく関係性に腹も立つのです。
親の心子知らず、と言いますが、子の心も親にはわかりません。そんな気持ちの葛藤に、愛することについて教えてくれるボラ。こうしてソヌはもっと大人になっていくのでした。
ネズミの大量発生
テクの家でもネズミが出て、ドンイルはネズミ捕りを買ってきます。70〜80年代には「ネズミ捕り運動(쥐잡기 운동)」なるものまで存在していたとか。
テクの思い
王位戦に挑むテク。いつでも孤独な戦いです。寝不足で倒れそうなテクですが、ドクソンを見て笑顔が戻ります。
ドクソンの部屋のモンナンニ人形に注目です。キスしている人形が見えましたか?その相手は一体誰でしょうか?
恋愛の愛だけでなく、家族愛、友情も同じように温かく描かれる第12話、いかがでしたか?
次回、第13話もお楽しみに!
第13話はこちら↓