こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介するのはドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』
(原題:응답하라1988)
10倍楽しめる徹底解説、第20話です!
第20話(最終話)「さようなら私の青春、グッバイ双門洞(안녕 나의 청춘 굿바이 쌍문동)」
タイトルだけで泣けてしまう…最終回です!
同姓同本
ソヌは来年には結婚したいと言います。母親3人に、キスするところを見られたソヌとボラ。皆のぎこちない慌てようが笑えます(笑)
親が反対する理由は「同姓同本」です。韓国では、朝鮮時代から、同姓同本不婚という制度が存在しました。
2005年に廃止され、現在はありませんが、90年代には存在していた法律なので、転換期とはいえ、まだまだ世間的には許されないものでした。
韓国で一番多い名字はキム氏で1000万人以上です。ボラとソヌは同じソン(송)氏ですが、150以上の本貫(苗字が発生した土地)が存在します。
現在は別れてしまいましたが、ドラマ『太陽の末裔』で共演し、結婚したソン・ジュンギとソン・ヘギョは、苗字が同じ(本貫は異なる)だと話題にもなりました。
イルファは同姓婚だと、婚姻届や出生届を出せないと強く反対します。しかし、ボラは法律が廃止されるから大丈夫だと言います。
結婚する事になったソヌとボラ。ソヌがムソンに渡す招待状の、父親の欄に書かれた「チェ・ムソン」の文字。それだけで泣けます。
父と娘
ついに結婚式当日、洋服と韓服の入り混じる洋風のウェディングです。それにしてもドンリョンはMCがお似合いですね(笑)
ボラのプレゼントした、ぶかぶかの靴をぴったりだと言って履くドンイル。それを知ったボラは号泣します。
集合写真を撮る横丁の人々。本当に家族のような一人一人が愛しいですね。物理的に遠くに行くわけではなくとも、やはり結婚は大きな変化です。
直接伝えることのできない気恥ずかしさも含めて、親子の愛情に溢れています。
ドクソンとテクのスクープ写真を信じない親たち(笑) 二人は、時間をおいて公表しようと決めます。
青春の横丁
一人ずつ横丁を離れていく人々。家族が離れていくように、寂しくて仕方がないです。帰ってくればいつでもそこにいた皆の姿が恋しくなります。
誰もいなくなり、がらんどうな廃墟と化した、横丁のそれぞれの家が映され、儚い青春と横丁の記憶が重なります。
全員の青春だった双門洞(サンムンドン)の日常は消えてしまっても、あの頃の横丁は心の中に生きていますね。
OST
さて、劇中では懐かしの名曲がこれでもかと登場しましたよね!そんな中で絶対に押さえておきたい2曲を紹介します。
KimFeel(김필) - 青春(청춘)
原曲: サヌリム(산울림) - 青春(청춘)
[응답하라 1988 Part 1] 김필 (Feel Kim) - 청춘 (Feat. 김창완) MV
青春と言うと輝いているイメージが強いですが、ドラマと同様その哀愁がとてもよく出ていて大好きです。この曲が流れる場面はどれも号泣必至ですね。
이 적 - 心配しないで君(걱정말아요 그대)
原曲: チョン・イングォン(전인권) - 心配しないで君(걱정말아요 그대)
[응답하라 1988 Part 2] 이적 - 걱정말아요 그대 (Don't worry)
チョン・イングォンは、テクが好きだった「野菊(들국화)」というグループのメンバーでした。
横丁の人々に寄り添うような温かい一曲ですね。どの曲もその歌詞が突き刺さり、包み込み、ドラマになくてはならない演出でした。
最後に
さて、完走しました、ドラマ『応答せよ1988』!(2周目)
いかがでしたか?
前回はただただ面白く見た作品でしたが、今回はもっとディテールを見ることができました。
あの時代を経験していない人も、なぜか「80年代の懐かしさ」を味わうことのできる素晴らしいドラマでしたね。
日本版ではモザイクがかかることもあり、なかなか100%は楽しめないかもしれませんが、今までの徹底解説で、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
以上、ドラマ『応答せよ1988』徹底解説でした!
次回の記事もお楽しみに!