こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介するのはドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』
(原題:응답하라1988)
第17話はこちら↓
10倍楽しめる徹底解説、第18話です!
第18話「グッドバイ、初恋(굿바이, 첫 사랑)」
帰ってきた仲間たち
テクの誕生日に集まる横丁の仲間たち。騒がしくも愛おしかった80年代の横丁の子供たちは、いつの間にか大人になっていきます。
姉2人は家を出て、ついにノウルが部屋を独占できます。それぞれの職業の制服を着て登場する仲間たち。
1994年の10月です。指で仮面を作って、バットマンのギャグを真似るチンジュとソンギュン。90年台前半に放送された、鳳仙花学堂(봉숭아학당)という番組のメング(맹구)というキャラクターのギャグです。
休暇で帰ってきた子供たちを、玄関で見送る親の背中が寂しく映ります。怒られてばかりだった学生時代と違い、親たちがなんだか小さく見えるのも切ないです。
誕生日プレゼントにポケベルをもらうテク。韓国でも90年代に大流行し、ピッピ(삐삐)の愛称で親しまれました。
ポータルサイト「千里眼」のクイズ部屋を管理するジョンボン。一気に『応答せよ1994』の時代に近づきます。
スカート姿で歌うキム・ウォンジュンがテレビに映ります。90年代に歌手として活躍した彼は、現在シンガーソングライター、そして大学教授でもあります。
この投稿をInstagramで見る
(引用: キム・ウォンジュン ファンクラブ インスタグラム)
2020年にはバラエティ『スーパーマンが帰ってきた』に子供とともに出演し、90年代と変わらぬ容姿が話題となりました。
この時代になると、アンテナが長いものの電話機も無線になりました。
久しぶりにテクの部屋で集まり、ジョンファンがかけるのはイ・スンファン(이승환)の「がらんとした心(텅빈 마음)』です。
この投稿をInstagramで見る
(引用: イ・スンファン インスタグラム)
1989年にデビューし、現在も精力的に活動しています。
応答せよ1994
友人にソゲッティングをセッティングされるボラ。相手のあだ名は「スレギ(ゴミ)」。そう、ドラマ『応答せよ1994』キャストのカメオ出演です!
医学部同期として出てくるのはドラマ『応答せよ1994』のスレギ(チョンウ)です。ソゲッティングの日、足をくじいたナジョン(『応答せよ1994』の主人公)の元に駆けつけたスレギ。1994年の物語です。
スレギに頼まれ、スレギの代わりにボラに会いに行ったソヌ。ずっとボラはソヌを待っていました。
Gamoo
2人が待ち合わせた、カフェ「가무(カム)」は今も明洞にあります。1972年に開業した、日本でいう純喫茶のようなヴィンテージな雰囲気溢れるカフェです。
ドラマはセットで撮影されたとのことですが、ここのビエンナコーヒーはぜひ飲んでみたいですね!
JYP
パク・ジニョンの新曲の話をするドンリョンとジョンファン。92年にグループでデビューしますが、2年後の94年にソロ歌手としてアルバムを出しヒットしました。
皆とご飯を食べて帰宅したジョンファンが、部屋で初恋に想いを馳せます。机の上に見えるのはパナソニックのCDプレイヤー、X-DSSPです。
そしてここでかかるのがパク・ジニョンの1994年のアルバム収録曲、「君の後ろで(너의 뒤에서)」です。
カメオ出演
ドクソンの先輩/ユ課長の彼女役 ソン・ウンソ(손은서)
この投稿をInstagramで見る
(引用: ソン・ウンソ インスタグラム)
1985年6月26日生まれ。
出演作品
ドラマ
『私の娘コンニム』、『ラブレイン』、『メイクイーン』、『彼女の神話』、『ボイス』他。
映画
『ハミング』、『女高怪談5』、『対決』他。
バンジュール再び
ジェームズ・ボンドの名で千里眼を管理するジョンボン。「マギーの思い出」というユーザーとネット上で再会します。
再びバンジュールで待ち合わせするジョンボン。ピンクのシャツに薔薇の花束を持って、前と同じように待っています。
綺麗になったマギーを見て抱きしめるジョンボン。今回はすれ違わず出会うことができました。
告白
先輩(ソン・ウンソ)の紹介してくれた男性にフラれたドクソンは、見栄を張って予定していたイ・スンファンのコンサート会場に行きます。
会場に着いたものの、チケットが2枚あるので、寒い格好でジャヒョンに来てくれと留守電を残すドクソン。
偶然その見栄を知ったジョンファンとテク。ジョンファンはドンリョンと映画『フォレスト・ガンプ』を見ている途中で抜け出し、車を走らせます。
赤信号でなかなかたどり着けないジョンファン…。そんなジョンファンを見つける前に、テクが走ってドクソンの前に現れます😭
信号というタイミングに邪魔され、運命に翻弄されるジョンファンに涙です😭😭
テクは試合を棄権してまでドクソンに会いに行ったのです。それを知ったジョンファンは、運命は、タイミングは、全て切実な選択の結果だと悟るのでした。
ジョンファンの、雨の中で後悔される若い初恋が切ないですね。
「人生はチョコレートの箱のようなもの」という名台詞。映画『フォレスト・ガンプ』というチョイスが、単なる流行として取り入れたのではなく、脚本的演出だったことがわかり感動しました。
ついに判明したドクソンの夫は、テクでした。しかし、途中で出てきた、2015年の現代のテクは、なんだかジョンファン寄りの演技だった気がして違和感が残りました…。
フィアンセリング
士官学校を卒業した時にもらったフィアンセリングを、ドクソンにあげるジョンファン。やっと告白できたジョンファン。そうやって素直に言葉にできる、大人になってしまった切なさが沁みます。
ここで出てくるフィアンセリング、実際に空軍士官学校でもらうことのできる「任官指輪(임관반지)」として知られています。なんだか…ラピュタに出てきそうなデザインです。
アメリカで生まれ、韓国でも取り入れられました。同じデザインでカップルリングを作成し、プロポーズする人もいるそうです。
この投稿をInstagramで見る
(引用: 大韓民国空軍公式インスタグラム)
少しだけ遅れてしまった告白。ソヌとドンリョンの前で(笑) 冗談のように話を終わらせるジョンファンでしたが、きっとドクソンはそれが本心だと分かったかもしれません。
回想されるジョンファンの初恋。不器用ですが実はいつでも全力だったジョンファンでした。
騒々しい横丁が懐かしくなる90年代。居酒屋で昔話をする仲間たちはすっかり大人になってしまいました。
忘れて帰ったフィアンセリングが哀愁の極みですね…。
ジョンファンの失恋が切なすぎる第18話、いかがでしたか?😭
次回第19話、お楽しみに!
第19話はこちら↓