こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介するのはドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』
(原題:응답하라1988)
10倍楽しめる徹底解説、第14話です!
第13話はこちら↓
第14話「心配しないで、あなた(걱정말아요 그대)」
ホッカイロ
ソヌがボラの手を温めるために出したのはホッカイロです。韓国ではホットパックと呼ばれます。
電池のようなものが入ったタイプはエコカイロと呼ばれ、刺激を与えると結晶化していき発熱する物です。まるで凍っていくようで面白いですね。
電話がなかったらどうやって恋愛していただろうと話すソヌとボラ。どんどん便利になる世界ですが、その時代ごとの良さもありますよね。
ソヌの家
ソヌは父親の形見をボラにあげます。高校生のソヌが、あれほど大切にしていた形見をあげるという決断は、とても確かな愛ゆえですね。
ソヌの父親役 - ヨ・ウンボク(여운복)
出演作品
ドラマ
『神のクイズ: リブート』他。
映画
『パパラッチ』、『Uターン禁止』、『殺人の川』他。
誰よりも大人でしっかりしたソヌですが、誰にでも子どもでいる時間が必要です。
母の中で自分の存在が小さくなっていくようで寂しい気持ちが複雑なソヌ。自分に対してはいつでも大丈夫だと言う母が、ムソンには見せる弱さに、変化を感じ傷つきます。
亡くしてもなお心に生き続ける父のいたその場所に、違う人が入ってくる心境は、経験しなければわからないものです。
「悲しまないで、タイガーがあるから」
タイガーのスニーカーをもらって大喜びのドクソン。1966年には「ボンピョ」という名前で存在しましたが、80年代に入ってタイガーという名前になりました。
1990年にシン・ヘチョルの出した曲、『悲しい顔をしないでください(슬픈 표정 하지 말아요)』。
シン・ヘチョルは、劇中でも登場した『君へ』を歌った無限軌道のメンバーであり、1990年にソロデビューしました。
ヒットしたこの曲の歌詞を使用したのがタイガーのCMでした。ドクソンも真似した
「悲しまないで、タイガーがあるから(슬픈 표정하지마, 타이거가 있으니까)」
というセリフが印象的です。
ドクソンの家
友人の借金の肩代わりから解放されたドクソンの家。ボラに、受けたかった司法試験を受けなさいと言ってあげる両親。
長女として自分を押し殺して気丈に振る舞うボラと、自分よりも子どもたちを考える親、どちらも情に溢れています。
ガスコンロを買ったイルファ。家事がどれほど楽になったか、今ではもはや火を使わないIHまで登場して、この時代の暮らしは想像もしないですね。
勝負の年
日本でも高校3年生は受験期。しかし韓国は「受験戦争」と言われるほど壮絶な学歴社会ですよね。
食パン揚げ(식빵 뒤김)
その名の通り、食パンを揚げ、砂糖をまぶしたお菓子で、韓国では学校の近くの屋台などで売られた学生の懐かしのお菓子です。
バンジュール
鐘路(チョンノ)のバンジュールでデートの約束をしたジョンボンとマギー。バラを持って待つジョンボンの姿は、どこかで見たことがあるデートの定番の姿です。
実際、鐘路にはバンジュールが存在します。1974年に、商業の中心であった鐘路で、レストランとしてオープンしたバンジュールは、2012年にリニューアルオープンし、複合文化空間としてアーティスティックなお店になっています。
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(引用: バンジュール インスタグラム)
そして、階を間違えてすれ違う2人。アナログ時代ならではのトレンディーな場面です。純情という言葉がぴったりな可愛い2人。それにしてもアン・ジェホン、最近本当に痩せましたね(笑)
心優しい生徒
学級長の母に呼ばれたドクソン。周囲の信頼の厚いドクソンに持病のある娘を頼んだのです。発作で倒れた学級長を前に、毅然と対応するドクソン。気の置けない友人として最高ですね😭
カメオ出演(映像)
ドクソンの家で、『ビバ!青春』というバラエティが映ります。そこに登場するのは、当時高校生だったユ・ジェソクです!イルファは彼を見て「あの学生は面白い。きっと将来芸人になるわ。」と言います。
それに対しドンイルは「芸人になるのは大変だぞ。バッタみたいじゃないか。」と🤣🤣現在ユ・ジェソクは数多くのバラエティに出演し「国民的MC」として大人気ですよね。
ユ・ジェソク(유재석)
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(引用: ピ公式インスタグラム/写真中央)
1972年生まれ。
高校在籍中に『ビバ!青春』で注目され、最年少でKBSの公開採用コメディアンに合格。バッタの被り物をしてテレビに出ていたこともありました(笑)
出演作品はバラエティ『無限に挑戦』や『ランニングマン』が代表的ですね。
2020年夏には、イ・ヒョリとピ(Rain)とともに、「SSAK3」というユニットを結成し、音楽活動もしました。
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(引用: ピ公式インスタグラム)
誤解
ドクソンがプレゼントしたシャツをジョンボンにあげてしまったと思い、誰にも愛されないと嘆くドクソン。誰よりも愛されるドクソンの純粋な心の声です。
実はジョンファンはジョンボンにあげていなかったのに!不器用ながらしっかり自分の気持ちを持つジョンファン。完璧なツンデレですね。
なんといってもジョンボンとマギーのすれ違いが切ない第14話、いかがでしたか?
次回、第15話もお楽しみに!
第15話はこちら↓