こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介するのは映画
『Space Sweepers』
原題: 승리호(勝利号)
2012年公開の映画『私のオオカミ少年』で、本作でも主演を務めるソン・ジュンギを起用した、チョ・ソンヒが監督を務める本作。
2021年2月現在、Netflixにて配信中の韓国映画です!
基本情報
ジャンル SF
制作 ユン・インボム、キム・スジン
配給 メリークリスマス / Netflix
監督 チョ・ソンヒ
脚本 チョ・ソンヒ、モカン
公開日 2021年2月5日
あらすじ
2092年地球では、砂漠化と土壌の酸性化により植物が育たなかった。そこで宇宙開発企業UTSは、衛生軌道上に居住地を建設した。そこで、宇宙ゴミを回収し生計を立てる宇宙船「勝利号」の乗組員たち。ある日、ドロシーという少女と出会うのだが、その正体はなんと大量破壊兵器だった—。
キャスト
キム・テホ役 ソン・ジュンギ(송중기)
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(引用: ソン・ジュンギ インスタグラム)
1985年9月19日
所属事務所(2021年現在)
HiSTORY D&C
出演作品
ドラマ
『ときめき☆成均館スキャンダル』、『根の深い木』、『優しい男』、『太陽の末裔』、『マン・ツー・マン』、『アスダル年代記』、『ヴィンチェンツォ』他。
映画
『イテウォン殺人事件』、『ボクとマウミの物語』、『ちりも積もればロマンス』、『私のオオカミ少年』、『軍艦島』他。
チャン・ヒョンスク役 キム・テリ(김태리)
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(引用: キム・テリ インスタグラム)
1990年4月24日生まれ。
所属事務所(2021年現在)
J,WIDE COMPANY
出演作品
ドラマ
『ミスター・サンシャイン』他。
映画
『お嬢さん』、『1987、ある闘いの真実』、『リトル・フォレスト』他。
パク・ギョンス役 チン・ソンギュ(진선규)
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(引用: チン・ソンギュ インスタグラム)
1977年9月13日生まれ。
所属事務所(2021年現在)
L JULYエンターテイメント
出演作品
ドラマ
『女を泣かせて』、『キングダム』他。
映画
『ザ・メイヤー』、『犯罪都市』、『守護教師』、『金の亡者たち』、『英雄都市』、『エクストリーム・ジョブ』、『暗数殺人』、『サバハ』他。
オプトンイ役(声) ユ・ヘジン(유해진)
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(引用: キーイースト インスタグラム)
1970年1月4日生まれ。
所属事務所(2021年現在)
KEYEAST
出演作品
ドラマ
『名家の娘ソヒ』他。
映画
『コースト・ガード』、『氷雨』、『王の男』、『タチャ イカサマ師』、『黒く濁る村』、『タチャ 神の手』、『ベテラン』、『Luck-Key』、『コンフィデンシャル/共助』、『タクシー運転手』、『1987、ある闘いの真実』、『レッスル!』、『完璧な他人』、『マルモイ』他。
ドロシー/カン・コンニム役 パク・イェリン(박예린)
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(引用: パク・イェリン インスタグラム)
2013年1月5日生まれ。
出演作品
ドラマ
『飛べ小川の龍』他。
ジェームズ・サリバン役 リチャード・アーミテージ(Richard Armitage)
1971年8月22日生まれ。
出演作品
ドラマ
『Boon』、『ドクターズ』、『コールド・フィート』、『S .A.S英国特殊部隊』、『リンリー警部』、『ミス・マープル』、『ロビン・フッド』他。
映画
『ホビット』シリーズ、『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』、『オーシャンズ8』他。
コンニムの父親役 キム・ムヨル(김무열)
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(引用:ユン・スンア公式インスタグラム)
1982年5月22日生まれ。
所属事務所(2021年現在)
プレインTPC
出演作品
ドラマ
『イルジメ』、『妻が帰ってきた』、『バッドガイズ2』他。
映画
レビュー
カカオページ
2013年にカカオトークで知られる企業、カカオがサービスを開始したウェブコミック配信サイト、カカオページ。
本作は、そこで「スーパーウェブトゥンプロジェクト」として連載されている作品「勝利号」を原作に、その世界観を映画に反映したものです。
宇宙ゴミ
最初に提起されるのが、宇宙ゴミ問題。
映画の主な舞台となる宇宙ゴミ清掃船「勝利号」。
たびたびSF映画で描かれる宇宙移住計画ですが、スペースデブリ(宇宙ゴミ)を回収することで報酬が発生するというのは、ディストピアを利用した設定としては面白い目の付け所ですね!
言語
少なからず世界市場を意識して作られた本作は、その設定として韓国らしさというものがあまり見られません。
主言語としてさえ韓国語の割合は8割といったところです。
理由として、小型翻訳機の発明による多様性の実現が挙げられます。
SFの設定といえど、さまざまな言語がスムーズに飛び交うとは新しい試みですね。
VFX
脚本やキャスティングに対する評価はそこまで高くないものの、グラフィックには目を見張るものがあります。
本作は製作費240億ウォン(約24億円)。映画『パラサイト』の大躍進から、韓国映画が世界的にも注目されていますね。
コロナにより劇場公開を断念した本作。それでもNetflixでの全世界公開という選択は、これからの時代、新たなスタンダードになりつつありますね。
IMDbをチェックしたところ、VFXの担当者はロシア人が多いようです。
韓国映画を韓国人が作る、という概念もなくなりつつあると言えるかもしれません。
スペース・オペラ
傑作とまで言えるかはわかりませんが、「SFのブロックバスター」として、韓国映画界にとって確実に財産となる映画でしょう。
これを皮切りに多くの素晴らしい映画が生まれることに期待ですね。
韓国映画の可能性を感じさせた映画『スペース・スウィーパーズ』レビュー、いかがでしたか?
次の記事もお楽しみに!