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【韓国映画】『サムジングループ英語TOEICクラス(삼진그룹 영어토익반)』 (2020) レビュー

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こんにちは!HanFilmです🌸

 

今回紹介するのは映画

 

『サムジングループ英語TOEICクラス』

 

原題: 삼진그룹 영어토익반

 

 

 
 
 
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(引用: イソム公式インスタグラム)

 

基本情報

ジャンル ドラマ

監督 イ・ジョンピル

制作 ザ・ランプ

配給 ロッテエンターテイメント

上映時間 110分

公開日 2020年10月21日

 

 

あらすじ

1995年、サムジングループで働くOLたち。

 

コーヒーを入れることにおいて右に出るものはいないイ・ジャヨン(コ・アソン)

 

推理小説マニアチョン・ユナ(イソム)

 

数学オリンピックで優勝したシム・ボラム(パク・ヘス)

 

共に働くサラリーマンたちのために雑務をこなす彼女たち。

 

そんなある時、代理への昇進のため、3ヶ月でTOEIC600点を目指すことに。

 

ネイティブ講師の教える英語クラスに参加し、カタコトの英語で自己紹介をします。

 

先生の後をついて復唱するOLたち。 

 

Boys be ambitious!

 

Girlsなのに…というところは皮肉でしょうか。

 

ある日、サムジンの工場に行った帰り、金魚を川に逃がしてあげようとしたジャヨン

 

しかしふと川を見ると、そこには浮いている無数の魚。川の魚は死に絶えていました。

 

工場の排水管からよからぬ物質が流れ出ている模様ですが、水質調査結果は異常なし。それを怪しく思ったジャヨンたち。

 

調査会社に電話をかけるのですが、繋がったのはカリフォルニアの研究所ではなく、なんとネブラスカのとうもろこし農場。

 

水質調査の結果として、フェノールの数値が改ざんされていることがわかり、不正を暴くため立ち上がります。

キャスト

イ・ジャヨン役 コ・アソン(고아성) 
 
 
 
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(引用: コ・アソン公式インスタグラム)

 

1992年8月10日生まれ

 

所属事務所(2021年現在)

キーイースト

 

出演作品

ドラマ

『ドラゴン桜(勉強の神)』、『風の頼りに聞きましたけど⁉︎』、『自己発光オフィス』、『ライフ・オン・マーズ』他。

映画

『グエムル-漢江の怪物-』、『冬の小鳥』、『結婚式の後で』、『スノーピアサー』、『優しい嘘』、『ビューティー・インサイド』、『戦場のメロディ』他。

 

チョン・ユナ役 イソム(이솜)
 
 
 
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(引用: イソム公式インスタグラム)

 

1990年1月30日生まれ

 

所属事務所(2021年現在)

アーティストカンパニー

 

出演作品

ドラマ

『ファントム』、『この恋は初めてだから』、『第3の魅力』他。

映画

『愛のタリオ』、『ハイヒールの男』、『そう、家族』、『ハッピーログイン』、『小公女』、『代立軍』他。

 

シム・ボラム役 パク・ヘス(박혜수) 
 
 
 
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(引用: パク・ヘス公式インスタグラム)

 

1994年11月24日生まれ

 

所属事務所(2021年現在)

スタジオサンタクロースエンターテイメント

 

出演作品

ドラマ

『ヨンパリ』、『内省的なボス』、『師任堂(サイムダン)、色の日記』、『ペルソナ-仮面の下の素顔-』他。

映画

『あなた、そこにいてくれますか』、『スウィング・キッズ』他。

 

印象的なセリフ 

 

“옛날이 좋았다”

옛날을 안 살아본 사람들한텐 너무 무책임한 이야기잖아

 

「昔は良かった」という言葉は、その時代を生きてこなかった人にはあまりに無責任じゃないか。

 

나에게 지나간 시간이 소중했던 것처럼 지금 또한 누군가에겐 좋은 시절이었으면 좋겠어.

私が生きた時間がそうであったように、誰かにとって今が良い時であってほしい。

 

 

 

자영: 나는 포기 안 해!

ジャヨン: 私は諦めない!

 

 

全く同じ制服を着ていたOLたちが、自由な服装で歩く姿は、堂々と、生き生きとしていて、時代の変化と女性の社会進出を象徴しています。

感想

2021年3月現在、日本公開の予定のない本作。原題は『サムジングループ英語TOEICクラス』

 

そのタイトルから最初、英語を勉強する内容かと思って見始めました。

 

しかし、英語学習の要素は微々たるもの(笑)

 

それでも最後まで見終わって初めて、タイトルに納得し膝を打ちました。

 

意外性のある作品ではないですが、コ・アソンイソムがハマり役でした!

 

ジャンルは、「コメディ、ドラマ、ミステリー」とありますが、コメディというには笑いは少なく、かといってミステリーでもない…。個人的には「ドラマ」でした。

 

この映画を見て、思い出したのが映画『グエムル-漢江の怪物-』。本作にはモンスターなど出てきませんが(笑)

 

コ・アソンが出ていて不穏な空気が漂う演出に、既視感を覚えました。

 

男女不平等について描きながらも男性VS女性という構図にとらわれすぎない軽さが良かったような気がします。

 

社会派のようでもあり、かといって女性に権利を!と露骨に訴えるわけでもなく。

 

時代背景には時代のズレがある部分があるようなので、1995年の出来事として受け取るのではなく、なんとなく現代と比べてみるくらいがちょうどいいと思います。

モチーフとなった事件

洛東江フェノール流出事件

1991年、慶尚北道の欧米工業団地内のドサン電子で、タンクから漏れ出た有害物質のフェノールが、大量に流出した事件。

 

これにより大邱広域市の水道水汚染され、下流の釜山広域市まで汚染されました。

 

ドサングループの不買運動が起こるなど、市民団体の反発が起こりました。

 

調査の結果、環境庁職員やドサングループの関係者が処分を受けました。

 

ただし、こちらの事件はモチーフで実話とは程遠い内容となっていますので、参考までに。

 

いかがでしたか?日本で公開されるかわかりませんが、されるとなれば邦題がどうなるのか気になります。

 

期待せずに見ると、意外と名台詞があるので見て損はないかと!

 

最後までご覧いただきありがとうございます!

 

次の記事もお楽しみに😊

 

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