こんにちは!HanFilmです🌸
今回紹介する映画は
『ミッドナイトランナー』
(原題:청년경찰)
2020年9月20日から日本でもNetflixで配信がスタート!
基本情報
韓国公開 2017年8月9日
ジャンル アクション、コメディ
上映時間 109分
監督 キム・ジュファン(김주환)
制作会社 무비락, 도서관옆스튜디오, 베리굿스튜디오
配給会社 ロッテエンターテイメント
あらすじ
警察学校2年目のギジュン(パク・ソジュン)と、ヒヨル(カン・ハヌル)。ある夜2人は、女性の拉致現場を目撃する。警察に通報する2人だが、取り合ってもらえない。仕方なく女性の行方を探し始める2人だが―。
キャスト
パク・ギジュン役 パク・ソジュン(박서준)
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(引用:パク・ソジュン公式インスタグラム)
1988年生まれ。
出演作品
ドラマ
『ドリームハイ2』、『魔女の恋愛』、『キルミーヒールミー』、『彼女はキレイだった』、『花郎』、『サム・マイウェイ』、『キム秘書はいったい、なぜ?』、『梨泰院クラス』他。
映画
『パーフェクト・ゲーム』、『悪のクロニクル』、『ビューティー・インサイド』、『パラサイト』、『使者』他。
パク・セロイが日本でも大人気なイケメン俳優の彼ですが、本作でも、コメディの間と真剣な顔がじわじわきます。
カン・ヒヨル役 カン・ハヌル(강하늘)
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(引用:コン・ヒョジン公式インスタグラム)
1990年生まれ。
出演作品
ドラマ
『深夜病院』、『相続者たち』、『ミセン』、『麗』、『アントラージュ』、『椿の花咲く頃』他。
映画
『君はペット』、『二十歳』、『セシボン』、『空と風と星の詩人 ~尹東柱(ユン・ドンジュ)の生涯~』、『記憶の夜』、『善惡の刃』他。
真面目寄りの演技がすごい俳優さんですが、笑いもお任せです。パク・ソジュンとの息の合った演技で、めちゃくちゃ笑わせてもらいました(笑)
ヤン・ソンイル教授役 ソン・ドンイル(성동일)
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(引用:イ・グァンス公式インスタグラム/写真上段左から4番目)
1964年生まれ。
出演作品
ドラマ
『パリの恋人』、『美しき日々』、『チュノ』、『僕の彼女は九尾狐』、『応答せよ1997』、『応答せよ1994』、『応答せよ1988』、『大丈夫、愛だ』、『青い海の伝説』、『花郎』、『ハンムラビ法廷』、『刑務所のルールブック』他。
映画
『探偵なふたり』、『怪しい彼女』、『カンナさん大成功です』他。
コメディ映画ながら、意外にもドラマ『応答せよシリーズ』のようなコミカルな面は一切出さず、シリアスな教授役に徹していました!
イ・ジュヒ役 パク・ハソン(박하선)
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(引用:パク・ハソン公式インスタグラム)
1987年生まれ。
出演作品
ドラマ
『京城スキャンダル』、『アクシデント・カップル』、『トンイ』、『誘惑』、『おひとりさま~一人酒男女~』他。
映画
『アパート』、『お母さんは死なない』、『19歳の母』、『チャンプ』、『音痴クリニック』、『世界で最も美しい別れ』他。
初見でしたが、とてもかっこいい演技でした!
イ・ユンジョン役 イ・ホジョン(이호정)
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(引用:イ・ホジョン公式インスタグラム)
1997年生まれ。
出演作品
ドラマ
『不夜城』、『彼女はといえば』他。
映画
『長沙里9.15』、『顔のないボス』他。
YGエンターテイメント所属でモデル兼女優の彼女。数々のMVに出演していますが、初々しい少女の雰囲気がとても本作に合っていました。
警察大学
見直して気づいたんですが、警察大学に入ってすぐ散髪してくれる役が『梨泰院クラス』でセロイ(パク・ソジュン)と刑務所で出会った、タンバムの従業員スングォン(リュ・ギョンス)でしたね!
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(引用: リュ・ギョンス公式インスタグラム)
特に使命感なく警察大学に入ったパク・ギジュン(パク・ソジュン)とカン・ヒヨル(カン・ハヌル)。座学、武術、護身術の授業までも真面目に受ける2人です。
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(引用:パク・ハソン公式インスタグラム)
ある日授業で、ヤン・ソンイル教授は、失踪事件で生存確率が急激に下がるラインであるクリティカル・アワーが、成人女性の場合7時間だと教えます。
真面目に生活する2人ですが、いちいち笑わせてくるのが絶妙のコンビです。
誘拐事件発生
青春事業と銘打ってクラブに行った帰り、女子大生をナンパしようとついて行く2人。しかし、目の前で暴行され車に乗せられる女子大生。
警察に出向きますが、他の失踪事件で慌ただしく取り合ってもらえません。
クリティカル・アワーについて学んだ手前、見過ごせない2人は、自力で女子大生を探し出そうとします。
現場に戻る2人。彼女が落としたトッポッキの袋を頼りに探し始めます。
トッポッキ屋のおばさんの証言から、怪しい耳かき店に行き着きます。そして、女子大生だと思っていたのは、家出した女子高生ユンジョンだと判明します。
彼女の家だと聞いた住所に向かうと、男が逃走しますが、華麗に教わった護身術をキメるヒヨル😂
家出少女は、家族や友人が通報しないために、違法業者の標的になるというのは、本当にずる賢い裏社会の構図ですね。
捕われた少女たち
前半のコミカルさとは裏腹に、後半は本当に見ていられないほど痛ましい場面があります。
(大林洞のシーンでは、朝鮮族に言及したことから、制作会社が訴えられ問題にもなりました。)
大林洞のアジトで発見したのは、ユンジョンと同じように誘拐された少女たち。卵子を採取され監禁されていたのです。
前後のコミカルさでライトに仕上がっている本作ですが、その犯罪自体はかなり酷いですね。
予想外に、危険な組織に立ち向かうことになってしまった2人。乱闘でノックアウトされ、目が覚めたのは豚肉加工工場でした。
警察のマニュアル
どうにか抜け出した2人ですが、交番で身元を信じてもらえず、朝になってしまいます。
必死に助けを求めますが、落ち着いた様子の教授。それはきっと、警察組織のマニュアルと捜査の遅さという不条理を、何十年も身をもって経験してわかっているからでしょう。
「ひと月後に広域捜査隊が動く」と言われ憤慨する2人でした。
しかし諦めきれず、不正登録された車のナンバーを探し出すため、メドゥーサ先輩と呼ばれる、イ・ジュヒ(パク・ハソン)に協力してもらいます。
彼女、警察学校の教官として登場しますが、とてもかっこいいです。
2人の本気
卵子ブローカーは、ヤクザだけで成立するビジネスではなく、H産婦人科の絡んだ問題だと、ようやく全貌が見えてきます。
肉体改造シーンは主演2人のファンからしたら、見逃せないシーンでは?
鍛え、学び、襲撃に備える2人。乱闘の末、病院から少女たちを救出します。
次勝手なことをしたら退学だと教授に言われていましたが、2人は被害者たちのため動きました。結局、退学ではなく留年処分となった2人でした。
エピローグでは、元気になったユンジョンと再会する2人。微笑ましいハッピーエンドとなったのでした。
久しぶりに見てみましたが、あれ、こんなにあっさりした映画だったっけ?という印象でした。
恐らく前回見たときは、手術痕などのシーンがパンチが強く、記憶に残っていたからですね…。
もちろん何回見ても衝撃的で、目を背けてしまいましたが。
現実に世界ではこういった犯罪が行われていることは本当に끔찍하다、억울하다以外の言葉が出ません。日本語だと「悔しい」?ともなんだか違う気がして合う言葉が見つかりません…。
しかし、思っていたよりも残忍なシーンの分量は少なく、全体を通して笑いを提供してくれる作品でした。
クライムものは数多いですが、コメディ色がここまで強く出ているのは珍しいですね。人気俳優2人の共演ですが、コンビネーションがとても良く、エンターテイメント性が強く、見やすかったです。
2人の青春が輝いていて情熱的で、パワーをもらえる作品でした!
最後までご覧いただきありがとうございます!
次回もお楽しみに!😁