こんにちは！HanFilmです🌸
今回紹介するのは、ドラマ
ヴィンチェンツォ
原題：빈센조
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
最初は、タイトルなんて読むの？って感じですが大丈夫。
見終わる頃には噛まずに「ヴィンチェンツォ・カッサーノ！」と言えるようになっているはずです(笑)
基本情報
放送期間 2021年2月20日〜2021年5月2日(2021年5月現在Netflixで配信中)
ジャンル ブラックコメディー、クライム、スリラー、アクション
企画 スタジオドラゴン
制作 LogosFilm
チャンネル tvN、Netflix
この投稿をInstagramで見る
あらすじ
韓国のアパートの地下に眠るのは、イタリアマフィアの金塊。マフィアの顧問弁護士であるヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)は、アパートの取り壊しを食い止め、無事金塊を持ち出すことができるのか。そして、対立するバベルグループとの戦いの結末とはー。
イタリアから始まるこちらのお話。主人公はイタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)。
弁護士といえどマフィアの一味、殺しのプロです。
そんな彼は、マフィアの持つ金塊を回収するために韓国にやってきます。
イタリアマフィアの金塊が眠るのは、古いアパート「クムガプラザ」の地下。
いかにもバレなさそうな、その土地の上には暖薬寺(ナニャクサ)というお寺が入っていました。
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
念仏を唱える僧侶のお尻の下には金塊が…。
ヴィンチェンツォは、果たしてその金塊を無事取り出すことができるのか。
そして、プラザの取り壊しをはじめ、あらゆる問題に関わってくるバベルグループ、そして大手弁護士事務所ウサンとの対立の行方とは。
最小限のネタバレでお伝えするとそんな感じの話です。
キャスト
ヴィンチェンツォ・カサノ役 ソン・ジュンギ(송중기)
この投稿をInstagramで見る
(引用: ソン・ジュンギ公式インスタグラム)
1985年9月19日生まれ。
所属事務所(2021年現在) ハイストーリー
出演作品
ドラマ
『トキメキ☆成均館スキャンダル』、『愛の選択』、『根の深い木』、『優しい男』、『太陽の末裔』、『マン・ツー・マン』、『アスダル年代記』他。映画
『イテウォン殺人事件』、『ボクとマウミの物語』、『ちりも積もればロマンス』、『私のオオカミ少年』、『軍艦島』、『スペース・スウィーパーズ』他。
ホン・チャヨン役 チョン・ヨビン(전여빈)
この投稿をInstagramで見る
(引用: チョン・ヨビン公式インスタグラム)
1989年7月26日生まれ。
所属事務所(2021年現在) J,Wideカンパニー
出演作品
ドラマ
『恋愛体質』他。
映画
『シークレット・ジョブ』、『世宗大王 星を追う者たち』、『楽園の夜』他。
チャン・ジュヌ役 オク・テギョン(옥택연)
この投稿をInstagramで見る
(引用: オク・テギョン公式インスタグラム)
1988年12月27日生まれ。
所属事務所(2021年現在) 51K
出演作品
ドラマ
『シンデレラのお姉さん』、『ドリーム・ハイ』、『僕とスターの99日(日本ドラマ)』、『君を守る恋』、『戦おう幽霊』、『SAVE ME』他。
映画
『結婚前夜』、『時間回廊の殺人』他。
チェ・ミョンヒ役 キム・ヨジン(김여진)
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
1972年6月24日生まれ。
所属事務所(2021年現在) 935エンターテイメント
出演作品
ドラマ
『宮廷女官 チャングムの誓い』、『イ・サン』、『傲慢と偏見』、『ソロモンの偽証(韓国版)』、『魔女の法廷』、『新米史官ク・ヘリョン』、『梨泰院クラス』、『人間レッスン』他。
映画
『ペパーミント・キャンディー』、『最高のパートナー』、『私の愛、私のそばに』、『ウェディングドレス』、『カエル少年失踪殺人事件』、『最後の息子』他。
ハン・スンヒョク役 チョ・ハンチョル(조한철)
この投稿をInstagramで見る
(引用: チョ・ハンチョル公式インスタグラム)
1973年5月13日生まれ。
所属事務所(2021年現在) Noonカンパニー
出演作品
ドラマ
『抜群な女』、『アチアラの秘密』、『女王の花』、『明日、キミと』、『マザー』、『100日の郎君様』、『パフューム』、『ロマンスは別冊付録』、『メモリスト』他。
映画
『哭声/コクソン』 、『LUCK-KEY』、『ザ・メイヤー』、『神と共に 第二章: 因と縁』、『8番目の男』、『国家が破産する日』、『正直な候補』、『がんばれ！チョルス』、『権力に告ぐ』、『白頭山』他。
チャン・ハンソ役 クァク・ドンヨン(곽동연)
この投稿をInstagramで見る
(引用: クァク・ドンヨン公式インスタグラム)
1997年3月19日生まれ。
所属事務所(2021年現在) H&エンターテイメント
出演作品
ドラマ
『棚ぼたのあなた』、『雲が描いた月明かり』、『ひと夏の奇跡』、『私のIDは江南美人』、『ボクスが帰ってきた』、『二度はない』、『サイコだけど大丈夫』他。
映画
『王の預言書』他。
ホン・ユチャン役 ユ・ジェミョン(유재명)
この投稿をInstagramで見る
(引用: ユ・ジェミョン公式インスタグラム)
1973年6月3日生まれ。
所属事務所(2021年現在) AceFactory
出演作品
ドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』、『力の強い女ト・ボンスン』、『世界でもっとも美しい別れ』、『ライフ』、『空から降る一億の星』、『梨泰院クラス』他。
映画
『麻薬王』、『ゴールデンスランバー』、『風水師』、『ブリング・ミー・ホーム』、『ヨンジュ』他。
イ・チョルウク役 ヤン・ギョンウォン(양경원)
この投稿をInstagramで見る
(引用: ハイストーリー公式インスタグラム)
1981年4月1日生まれ。
所属事務所(2021年現在) ハイストーリー
出演作品
ドラマ
『六龍が飛ぶ』、『サム・マイ・ウェイ』、『アスダル年代記』、『愛の不時着』、『ハイバイ、ママ！』他。
映画
『ロボット、ソリ』他。
ソ・ミリ役 キム・ユネ(김윤혜)
この投稿をInstagramで見る
(引用: キム・ユネ公式インスタグラム)
1991年5月24日生まれ。
所属事務所(2021年現在) サイダスHQ
出演作品
ドラマ
『オレのことスキでしょ』、『となりの美男』、『君を守る恋』、『ヴァンパイア探偵』、『第3の魅力』、『18アゲイン』他。
映画
『スティール・コールド・ウインター』、『奴が嘲笑う』、『大好きだから』他。
アン・ギソク役 イム・チョルス(임철수)
この投稿をInstagramで見る
(引用: ブルームスティック公式インスタグラム)
1984年8月2日生まれ。
所属事務所(2021年現在) ブルームスティック
出演作品
ドラマ
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』、『シグナル』、『六龍が飛ぶ』、『ミスター・サンシャイン』、『愛の不時着』、『浪漫ドクター キム・サブ2』、『秘密の森2』他。
映画
『あなたの初恋探します』、『ロマン』、『量子物理学』、『三姉妹』他。
感想
まずキャスティングが良かった…。
皆さん注目、お久しぶりのソン・ジュンギ。安定の美男子、そしてコメディも出来る！
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
チョン・ヨビンさんは最近メディア露出が増えた女優さんで、ドラマ『メロが体質(邦題: 恋愛体質)』での、ドキュメンタリー監督の強気な演技で注目されました。
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
そして、2PMのメンバーでもあるオク・テギョン。軽めの役を演じることが多かった彼ですが、本作では迫真の演技でした。
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
そしてなんと言っても外せないのが、「クムガプラザ」の能力者たち(笑)
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
ドラマ『愛の不時着』のピョ・チス役で脚光を浴びたヤン・ギョンウォンはじめ、個性的な面々。
コメディ要素強めで始まる1、2話。徐々に深刻になっていくもののコミカルなシーンは無くなることなく、最後まで笑えるドラマです！
大体今までのドラマの定石を考えると、コメディとシリアスが共存することはなかなか無かったのですが、
本作はジャンルを「ブラックコメディ」とし、見事なバランスで実現させました。
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
できるだけネタバレなしで話したいので、後半の展開は言いませんが、
まあ6話くらいから既に終盤の雰囲気を醸し出し、そのまま20話まで突っ走ります(笑)
中心人物らしく登場するホン・ユチャン役のユ・ジェミョンが、カメオ出演であることからお察しください。
裏取引あり、裏切りあり、翻弄される権力者たち。
そして結構人が死ぬんですが、コメディのおかげで落ち込んでいる暇がないというか、ストーリーの抑揚がすごいです。
現実社会へのメッセージがないわけではないのですが、この作品はジェットコースターに乗った気分で、ただただエンターテイメントに身を任せるドラマという感じ。
一緒に笑って泣いて裏切られてガッツポーズして、ストレス解消に最適な作品でした。
今まで見てきたドラマでは、正義は正義として一線を越えずに終わるのですが、本作では主人公がマフィアなので悪は悪。法が正義ではないのです。
憎いけど法に則って成敗するスタイルではない。法を超えて徹底的に追い詰めていくのを見るのが痛快です。
敵が憎ければ憎いほど後半が面白いですね。
人を殺す悪人なはずなのに、弁護士であり人柄のいいヴィンチェンツォを応援してしまうのです。
法によって裁かれないずる賢い権力者たち、というのはリアリティがあります。
金塊と大企業というゴールを目指して始まる物語は、二転三転どころか五転六転くらいします(笑)
最初の方の話がシーズン1で、中盤でシーズン2に突入したのかと思うくらいにどんどん展開していきます。
個人的にはアン・ギソク(イム・チョルス)にめちゃくちゃ笑わされました(笑)
どんなに人が死のうがシリアスだろうが、1話につき必ず笑えるシーンがやってきます。
ちょっとエグいシーンもあったりしますが、バランスがいいので見る価値ありです。
ロマンスはあります。ありますが、ぎゅっとしても一話分にならないくらいの分量です。
この投稿をInstagramで見る
(引用: tvN公式インスタグラム)
これがすごくちょうどいい。そして画になります。眼福。
ドラマらしい演出だらけでしたが、違和感はなくて、「ドラマかよ！あ、ドラマだわ。じゃあいっか」という感じで楽しく見られました。
まだ見ていない時に戻ってまた見たい作品でした(笑)
痛快な復讐劇が見たい方、人間ドラマを応援したい方、そしてとにかく笑いたい方におすすめです！
最後までご覧いただきありがとうございます🥰
次の記事もお楽しみに！
