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【韓国ドラマ】『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(더 글로리)』(2022-2023) キャスト紹介+レビュー前半

 

こんにちは!HanFilmです🌸

今回紹介するのは

 

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』

(原題:더 글로리)

 

(引用: ソン・ヘギョ公式インスタグラム)

 

基本情報

ジャンル 復讐、人間ドラマ

話数 パート1 全8話

公開日 パート1:2022年12月30日/パート2:2023年3月

制作 ファダムピクチャーズ、スタジオドラゴン

配信 Netflix

演出 アン・ギルホ(『秘密の森』他)

脚本 キム・ウンスク(『トッケビ』他)

 

 

あらすじ

高校時代に壮絶な校内暴力に遭ったムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)。加害者たちへの憎しみを抱いたまま大人になった彼女の復讐劇が始まる—。

キャスト

ムン・ドンウン役 ソン・ヘギョ(송혜교)

(引用: ソン・ヘギョ公式インスタグラム)

 

生年月日

1981年11月22日

 

所属事務所(2023年現在)

UAA

 

出演作品

ドラマ

『順風産婦人科』、『秋の童話』、『ホテリアー』、『守護天使』、『オール・イン』、『フルハウス』、『その冬、風が吹く』、『太陽の末裔』、『ボーイフレンド』、『今、別れの途中です』

映画

『僕の、世界の中心は、君だ。』、『ファン・ジニ 映画版』、『グランド・マスター』、『世界で一番いとしい君へ』、『The Crossing -ザ・クロッシング-(中国映画)』

 

ムン・ドンウン(高校時代)役 チョン・ジソ(정지소)

(引用: ジョン・ジソ公式インスタグラム)

 

生年月日

1999年9月17日

 

所属事務所(2023年現在)

Chorokbaem E&M

 

所属グループ(2022年7月9日〜)

カヤG(WSG WANNABE)

 

出演作品

ドラマ

『メイクイーン』、『愛してたみたい』、『少女サムセン~漢方医の夢~』、『剣と花』、『オッパとみにくいアヒル』、『奇皇后』、『私の人生の春の日』、『ジキルとハイドに恋した私』、『華政(ファジョン)』、『W-君と僕の世界-』、『謗法~運命を変える方法~』、『イミテーション』、『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(特別出演)』、『地獄が呼んでいる(特別出演)』、『カーテン・コール』

映画

『ドーター』、『隻眼の虎』、『はちどり』、『パラサイト 半地下の家族』、『呪呪呪/死者をあやつるもの』、『狎鴎亭』

 

チュ・ヨジョン役 イ・ドヒョン(이도현)

(引用: イ・ドヒョン公式インスタグラム)

 

生年月日

1995年4月11日

 

所属事務所(2023年現在)

ウィエファ・エンターテイメント

 

出演作品

ドラマ

『刑務所のルールブック』、『30だけど17です』、『とにかくアツく掃除しろ!』、『ホテル・デルーナ』、『偉大なショー』、『18アゲイン』、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』、『怪物』、『五月の青春』、『メランコリア』

映画

『破墓』

 

パク・ヨンジン役 イム・ジヨン(임지연)

(引用: イム・ジヨン公式インスタグラム)

 

生年月日

1990年6月23日

 

所属事務所(2023年現在)

アーティストカンパニー

 

出演作品

ドラマ

『上流社会』、『テバク〜運命の瞬間〜』、『吹けよ、ミプン』、『ウェルカム2ライフ』、『バラマンション』、『ペーパー・ハウス・コリア 統一通貨を奪え: パート2』

映画

『災難映画』、『ポーカーフェイスガール』、『9月が過ぎれば』、『情愛中毒』、『背徳の王宮』、『LUCK-KEY/ラッキー』、『タチャ ワン・アイド・ジャック』、『スピリットウォーカー』

 

パク・ヨンジン(高校時代)役 シン・イェウン(신예은)

(引用: シン・イェウン公式インスタグラム)

 

生年月日

1998年1月18日

 

所属事務所(2023年現在)

JYPエンターテイメント、npioエンターテイメント

 

出演作品

ドラマ

『A-TEEN(ウェブドラマ)』、『彼はサイコメトラー』、『おかえり』、『場合の数』、『キミと僕の警察学校』、『三人称復讐』、『ユミの細胞たち2』

映画

『言えない秘密』

 

復讐劇

復讐劇といえば、ドラマ『夫婦の世界』『マイ・ネーム: 偽りと復讐』などがありますが、『夫婦の世界』は心理戦メイン。『マイ・ネーム』はアクションメイン。韓国ドラマは、心理戦とノワール、どちらの分野も得意という印象がありますが、本作はまた一味違った作品です。

 

 

校内暴力を扱った作品として、心理戦がメインではありますが、社会的なメッセージを含みながらも、エンターテイメント性も高いドラマに仕上がっており、早くも「パート2が待ちきれない」との声が多数上がっている話題作です。

 

校内暴力、いわゆるいじめを題材としていると言いますが、その残虐性は犯罪レベルです。校内暴力を扱う作品は多いですが、そのほとんどがその陰湿さを強調しており、正義で捌ききれない部分に視聴者の怒りが募る構成となっていることが多いです。本作ももちろんそうした歯痒さはありますが、陰湿さはなく、堂々と暴力を振るい、加害者がそのまま罰せられずに大人になるという構成が珍しい作品です。

 

こんな人におすすめ

校内暴力のシーンの残虐性、性的な辱め等々、倫理観の逸脱した内容が多いので、バイオレンスな内容が苦手な方にはお勧めできません。社会派にも該当すると言える作品ですが、エンターテイメントの面が強いので、韓国ノワールが好きな方にはおすすめできる作品です。また、校内暴力のパートは残虐ですが、陰湿さが少なく、大人になってからの復讐パートの割合が多いので、スカッとできる復讐劇が見たい方にもおすすめできます。(パート1の時点では復讐はまだ終わりませんが😂)

脚本

言わずと知れた『トッケビ』キム・ウンスク氏脚本ですが、恋愛ドラマを得意とする彼女の作品としては、かなり意外なジャンルのドラマでした。彼女の執筆作品『トッケビ』と同じセリフが全く違う雰囲気で登場するので注目してみてください。

年齢

ひとつ気になる点を挙げるとするならば、主演のソン・ヘギョの年齢です。もちろんとても綺麗な女優であることは間違いないのですが、同級生として共演する俳優たちとの年齢差に、流石に違和感を感じざるを得ないのです。演技力、ケミ、どれをとっても良作なのですが、そこだけ気になってしまいました。

 

2023年1月現在、パート1の全8話が配信されている状況です。一気見をおすすめする作品ですが、パート2の配信が3月の予定なので、直前まで待ってから見た方が流れも把握でき、待たずに見られてストレスフリーではないかと思います(笑) 『イカゲーム』などの作品同様、見た後の余韻がしんどい作品なので、ぜひビハインドなどを見て落ち着くことをおすすめします(笑)

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!次の記事もお楽しみに!

 

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