こんにちは!HanFilmです🌸
今回はドラマ、
『ミセン-未生-』
(原題: 미생)
第6局レビューです!
第5局はこちら↓
チャン・ベッキ
バリバリ働きたいのに、まともな仕事を割り当ててもらえないチャン・ベッキ。秀才ではありますが、常にグレを見下しています。
自分が悪者にならないように、常に良い人のふりをして、利益を見ながら行動している。人間としては嫌な部分だとしても、商社マンとしては強いのかもしれません。
要領の良いベッキの欠点が、今後洗い出されていきます。
パク代理
模範社員のパク代理ですが、クライアントや家族に配慮しすぎるために、商談は進まず、幸せを見失っていました。
取引先の見学について行くチャン・グレとチャン・ベッキ。パク代理は、相手企業のナメた態度に、プライドが傷つき、辞職を考えます。
しかし現場に残ったグレに勇気付けられ、ただ良い人であることを止めようと努力します。グレはパク代理から学ぶために、冷静に状況を分析します。
クライアントの社長が来社し、思いがけず全体会議という重要な席に出席することになったグレ。正確な状況把握で大活躍します。
「無責任になってください。」
무책임해지세요!
利己的になれとアドバイスするグレ。背中を押され、殻を破り堂々と説明するパク代理は、完全に責任を捨てることはなく、自分の責任だと、クライアントをもかばいます。
原作漫画的なCG演出が所々笑えますが(笑)
丸く収まったのに、偉そうにアドバイスした身の程知らずだと落ち込むグレですが、パク代理はそんなグレに感謝します。
アン・ヨンイ
セクハラ、パワハラに苦しめられるアン・ヨンイ。理不尽に声を荒げる上司に、反抗することはできないのは、なんとも歯痒い現実です。
オ・サンシク
難しい取引だと諦めかけていた営業3課ですが、相手の社長がオ課長の同級生だとわかり可能性を感じます。
しかし、オ課長とグレは、会社まで来たというのに待たされ続け、断られてしまいます。相手の社長はオ課長を友人と思っていなかったのでした。
商社マンのプライドを踏みにじられたオ課長。商談を断られた挙げ句、昔はお前が上で俺が下だったが今は違うのだと言われます。
落ち込むオ課長を見て、キム代理は、接待には常に上下関係があり、知り合いや友人となると最悪だと言います。
갑(ガプ)と을(ウル)の関係は、甲乙の関係です。友人関係という横の関係も、ビジネスが絡んでしまうことで、内在していた上下関係が露出してしまいますね。
落ち込むオ課長に送られてくる、商社マンについて自慢げにプレゼンする我が子たちの動画。
「誰にでも自分だけの囲碁がある」
누구에게나 자기만의 바둑이 있다.
誰かのスーパーマンであるために、見えないところで頭を下げ、汗まみれになりながら働く父親像。
それは、今の時代少々古くも思えるのですが、そこには彼らの原動力となるプライドもあるのです。
グレが社会生活の良さも悪さも全てを体感する第6局、いかがでしたか?
次回第7局もお楽しみに!
第7局はこちら↓