こんにちは！HanFilmです🌸
今回は、『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』の視聴後記と、出演した若手注目俳優たちの紹介です！
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(引用: シン・ジェハ公式インスタグラム)
主要キャストの紹介はこちら↓
視聴後記
最近の作品にしては長めの全16話構成の本作。始まりはほのぼのラブコメでしたが、後半に表情の変わるドラマでした。
前半を見てわかったのは、複合ジャンルのドラマだということ。ラブコメ×スリラーという、全く毛色の違うジャンルの掛け合わせは、奇をてらいすぎるとリスキーでもあり、着地が心配という印象でした。
予想通り、というか予想以上に様々なジャンルが入り乱れ、本質の見えづらい展開となった印象でした。
複合ジャンル
要素としては
①チェ・チヨルとナム・ヘンソンを中心としたラブコメ
②ナム・ヘイを中心とした青春ドラマ
③ザ・プライド学院を舞台にした受験戦争
④殺人事件に関わるミステリー/スリラー
この4つが主となりストーリーが展開しました。一つひとつの要素は矛盾しておらず、それぞれに面白みがあり、問題提起も明確でした。しかし、それらが一つの物語として組み立てられると、視聴者としては感情が追いつかず、なかなか没入しにくい部分がありました。
①まず、主軸となるチェ・チヨル×ナム・ヘンソンの関係ですが、ドラマの典型とも言える表現が多く、私には合いませんでした。逆に言えば、ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』など、とことんドラマ！なラブコメが好きな方、ドラマをドラマとして割り切れる方にはおすすめできます。
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(引用: tvN公式インスタグラム)
②次にウリム高校の三角関係。ナム・ヘイとイ・ソンジェ、そしてソ・ゴヌの3人の青春ドラマパート。ここは至って平和です。そこに度々影を落とすのがパン・スア。恋愛関係ではなく、学歴への執着からヘイを敵対視します。
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(引用: tvN公式インスタグラム)
③チェ・チヨルの勤務するザ・プライド学院。現実社会での教育熱を反映した問題提起がされます。子の未来のための母親たちの異常なまでの執着と、子供たちの受けるプレッシャーなどが描かれます。
特にパン・スアの母であるチョ・スヒを中心に度々集まる「ママ友」たちの言動は、滑稽ながらどこかリアル。自身の子のためなら、あらゆるコネを利用し、他の子を蹴落としてでも良い教育を求める姿や、昨日の敵は今日の友とも言うように、コロコロと態度を変える姿が描かれます。
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(引用: tvN公式インスタグラム)
まず、ラブコメとスリラーを掛け合わせるのは、テンションの落差が激しく特に難しいと考えられます。チヨル×ヘンソンとヘイたちの学生生活について、大人の恋愛＋高校生の青春ドラマの相性は良いと考えられ、ほのぼのラブコメとして消化できると思いました。
そこで登場する受験戦争問題。これもチヨル×ヘンソンとヘイたちの学生生活との相性は悪くないと思いますし、ほのぼのとした日常のスパイスとして物語に組み込むのも面白いと思います。ただ、厄介なのがこの受験戦争がスリラー要素に絡んでくるということです。
④殺人事件に関わるスリラーパート。ここが本作で特に危ういと感じた部分でした。このドラマにあえて殺人事件を絡める必要があったのか?という部分で疑問を拭えません。もちろん、受験戦争というテーマが軽いというわけでは決してありませんが、ラブコメパートのテンションを考えると、落差があまりにも激しく、視聴者が振り回される印象がありました。
チェ・チヨルの過去につながる部分であり、終盤に真相が明かされる展開ですが、このパートは別のドラマを見ているくらいの感覚でした。
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(引用: tvN公式インスタグラム)
個人的には、ラブコメ×受験戦争、ラブコメ×スリラー、あるいは、受験戦争×スリラー(これだともはや別作品ですが😂)のどれかに全振りした方がわかりやすかったのでは、という印象です。
最終的には受験とスリラーパートはつながってくるのですが、チェ・チヨルの過去につながる出来事だけでなく、ママ友コミュニティや親子関係の軋轢等々、受験戦争という文化に付随した諸々の問題を詰め込んだことで、軸がブレてしまった印象です。
総評
入り乱れたジャンルと恋愛パートの好みの問題で離脱しかけましたが(小声)、ここまで来たら着地を見届けたいとの一心で、最後まで見ることができました😂
『刑務所のルールブック』や『賢い医師生活』などで、冷静な役のイメージが強いチョン・ギョンホですが、『賢い医師生活』のビハインドやバラエティで見せる姿は、人懐こく愛嬌全開です。本作では、そんな彼の柔和な部分が存分に出ていたと思います。
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(引用: tvN公式インスタグラム)
そしてコミカルでパワフルで愛らしいヘンソンを演じたチョン・ドヨン。3月31日公開予定(日本のNetflixでも配信予定)のアクション映画『キル・ボクスン』では、殺し屋役で主演を務めており、本作とは全く違うクールなキャラクターに期待が高まります。
チ室長に関してだけは、それでよかったのか?!と思わざるを得ません(笑)悲劇として片付けられてしまったように思います...。少しでも報われてほしかった...。次作での活躍に期待です🥲
分析を好む視聴者には、疑問点の多い展開でしたが、ハッピーエンドを望む視聴者には、最終的には満足度の高い作品だったのでは、とも思えます。こればかりは好みの問題でもありますが、若手俳優たちのフレッシュな演技を見られたので、彼らの今後の活躍に期待したいと思います☺️
若手キャスト
※ノ・ユンソ(ナム・ヘイ役)のプロフィールは記事トップの前回の記事リンクからチェックしてみてください😉
チ・ドンヒ役 シン・ジェハ(신재하)
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(引用: シン・ジェハ公式インスタグラム)
生年月日
1993年4月2日
所属事務所(2023年現在)
J, WIDEカンパニー
出演作品
ドラマ
『ピノキオ』、『恋にチアアップ!』、『演奏者たち～Page Turner～』、『ウォンテッド～彼らの願い～』、『あなたが眠っている間に』、『刑務所のルールブック』、『ラブ・セラピー ～a poem a day～』、『私だけに見える探偵』、『死の賛美』、『ウェルカム2ライフ』、『VIP』、『私たち、家族です～My Unfamiliar Family～』、『模範タクシー2』他
映画
『これが私たちの終わりだ』、『巨人』他
イ・ソンジェ役 イ・チェミン(이채민)
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(引用: イ・チェミン インスタグラム)
生年月日
2000年9月15日
所属事務所(2023年現在)
ゴールドメダリスト
出演作品
ドラマ
『ハイクラス』、『時速493キロの恋』、『還魂：光と影(特別出演)』、『生まれ変わってもよろしく』他
映画
『私たちは毎日毎日』他
放送
『ミュージック・バンク』MC(2022年〜) 他
ソ・ゴヌ役 イ・ミンジェ(이민재)
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(引用: イ・ミンジェ インスタグラム)
生年月日
2000年1月21日
所属事務所(2023年現在)
Ikkleエンターテイメント
出演作品
ドラマ
『キャリアを引く女～キャリーバッグいっぱいの恋～』、『推理の女王』、『復讐のカルテット』、『あなたが眠っている間に』、『私の恋したテリウス～A Love Mission～』、『恋愛プレイリスト シーズン3』、『トレイン』、『人生最高の贈り物 ～ようこそ、サムグァンハウスへ～』、『模範タクシー』、『五月の青春』、『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』、『時速493キロの恋』、『イノシシ狩り』、『チアアップ』、『ゴールデンスプーン』、『車輪』他
映画
『最後の息子』、『私のボクサー』、『The Present』他
パン・スア役 カン・ナオン(강나언)
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(引用: カン・ナオン インスタグラム)
生年月日
2001年4月15日
所属事務所(2023年現在)
Enter7
出演作品
ドラマ
『ブラインド』、『九尾狐伝1938』他
チャン・ダンジ役 リュ・ダイン(류다인)
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(引用: リュ・ダイン インスタグラム)
生年月日
2000年9月29日
所属事務所(2023年現在)
Aグラウンド
出演作品
ドラマ
『18アゲイン』、『12月の奇跡(ウェブドラマ)』他
2022年5月に除隊し、本作が除隊後復帰作となったシン・ジェハ(チ室長役)。どこか馴染みのある顔だと思った方も多いと思いますが、ドラマ『刑務所のルールブック』でも、本作主演のチョン・ギョンホと共演していました。SBSのドラマ『模範タクシー2』にも出演中で、今後本格的な活躍が期待されます。
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(引用: シン・ジェハ公式インスタグラム)
ソンジェを演じたイ・チェミン。パク・ソジュンやパク・ボゴムもMCを担当した人気音楽番組『ミュージック・バンク』で、2022年からMCを担当しており、現在(2023年3月)もLE SSERAFIMのホン・ウンチェと共にMCとして出演しています。
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(引用: イ・チェミン インスタグラム)
さらに9月からは、シン・ヘソン、アン・ボヒョン、ハ・ユンギョン、アン・ドングらの出演するウェブトゥーン原作のドラマ『生まれ変わってもよろしく(이번 생도 잘 부탁해)』への出演が決定しており、今後の活動にも注目です。
ゴヌ役のイ・ミンジェは、今年配信予定のドラマ『オー!ヨンシム(原題:오! 영심이)』で、ソン・ハユン、ドンへ(Super Junior)、チョン・ウヨンと並んで主要キャストとして発表されています。
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(引用: イ・ミンジェ インスタグラム)
本作のメインキャストのナム・ヘイを演じ大注目のノ・ユンソをはじめ、パン・スアを熱演したカン・ナオンや、チャン・ダンジを演じたリュ・ダインなど、若手俳優たちのこれからの活躍が期待されます☺️
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(引用: イ・チェミン インスタグラム)
最後までご覧いただきありがとうございました！次の記事もお楽しみに！
